研究室紹介
introduction


-美しい風景、豊かな自然と共生する生活空間の創造に向けて-

森林風致計画学研究室は、大正初期に本多静六らが造林学教室内に立ち上げた造園学教室を源流として昭和48年(1973)に発足した研究室です。その目標は、快適かつ豊かな人の生活空間を保護・保全・創造していくために、人と環境の関係のあるべき姿とそれを構築していく手立てを考究することにあります。


研究内容は全体として、森林などの自然環境だけでなく人の暮らす住環境およびコミュニティなども含めて「環境」として捉え、その中で人が快適かつ豊かな生活を行うにあたって、「みどり」や「自然」がどのような役割を発揮してきたのか、また発揮させていくのかを、風景・景観としての側面や、レクリエーションの場としての側面から考え、その保全・創造ための計画・設計・方法論を追及しています。


研究の手法としては、自然科学と人文社会科学双方に関わる学際性に特色があり、心理学、社会学、地理学、情報科学、あるいは歴史学や法制度論などを応用した実証的方法を用いながら、造園・建築・土木・都市計画・観光学などと通じる地域から敷地スケールにわたる空間計画論という立場で進めています。


「風致」という言葉は、風景や景観に関連し、特に歴史や文化の価値を伴った自然の趣といった意味を持ちます。やや古めかしく、また実証科学的にはなかなか取扱いの難しい概念でもありますが、逆にそこに面白さや現代的意義を考えながら課題に取り組んでいます。

研究テーマの例
自然地域における風景の保護と利用
景観から捉える地域資源の価値
絵画作品等に表れる風景観
観光レクリエーション地の計画論
風景と生活との関わりの歴史
都市のオープンスペース論

 

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